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長年夢見た新緑の奥入瀬へ/青森2日目

今日の朝食は部屋食ではなくバイキングでした。
パンもコーヒーもあり、湯治場チックでないところがよかったです。

8時からはヒバ千人風呂の女性時間なので朝風呂へ。
夜にはわからなかった窓や天井の雰囲気ある作りが見事で人気の理由が理解できました。
ちょっと古い学校っぽい・・・

酸ヶ湯温泉から奥入瀬に向かうJRバスの始発は8時58分。
8時から温泉に入るとバスに乗るのは厳しいし、次のバスはお昼までありません。
なので逆方向の観光スポットである萱野原高原に行くつもりでしたが、昨日送迎の車窓から見た感じでは観光するほどの所ではありません。
ロープウェイも寒そうだし、足場も悪いということだし、困ったものだと考えながら、時計を見るとまだ20分しかたっていません。

間に合う!

お風呂を出て、急いで支度。
8時58分のみずうみ2号で酸ヶ湯を後にしました。

特等席(ドライバーの反対側の一番前)のドライブは実に爽快。
青い空と新緑の山々、雪を頂いた八甲田山の雄大な景色は素晴らしいの一言に尽きます。


  7JUN1.jpg  JR運行のみずうみ号、おいらせ号は便利な足


蔦温泉でバスストップ。
この宿の裏はブナ林の遊歩道になっているので、使い勝手も良さそうです。


  7JUN2.jpg  「千と千尋・・・」を思わせるレトロな雰囲気の宿


15分後、バスは再び奥入瀬へ向かいます。

ホテルにチェックインするか、バスを降りずにその先の奥入瀬散策の拠点まで直接行ってしまうか、迷っているうちに9時48分バスが焼山に到着。
ちょっと時間を勘違いしていました。

そこで思わず、バスを降りてしまったのが大失敗でした。

朝早いのでチェックインもできず、荷物は預かってもらいましたが、次のバスまで2時間も時間があいています。
自転車を借りようかと思いましたが、今日はとってもいい天気。
じっくり歩いて見て歩きたいので、徒歩を選択しました。


  7JUN3.jpg  これから2日間お世話になるホテル


奥入瀬散策の人気コースは石ヶ戸から子の口まで。
ここ焼山から石ヶ戸までは見所がないので歩く人はいません。
誰もいないぶなの森はとても気持ちが良いです。
ちょっとした もののけの森


  7JUN4.jpg  屋久島まで行かなくてもここで満足しました♪  

とはいえ、5.2キロの道のりはけっこう響きました。

だって ここからが本番 ですから。


  7JUN5.jpg  やっと奥入瀬の渓流が見えてきた^^


石ヶ戸 (いしけど)で一休み。
十和田湖まで売店はここにしかありませんから、水分などの補充を忘れずに。

お店の人に

今日は奥入瀬観光には最高の日です

と言われました。
夏だと葉が生い茂って渓流が見づらくなるし、今は水量も多いので滝も見頃だとか。
やっぱり歩いてきてよかった。

すでに汗だくだけど(爆)


  7JUN6.jpg  厚さ約1m、長さ10mの溶結凝灰岩を2本のカツラの巨木が支えている  


さて、奥入瀬渓流散策の見所となる石ヶ戸から十和田湖入り口の子の口までは、8.3km。
たくさんの滝やカレンダーなどで有名な渓流沿いに遊歩道を歩きます。
渓流と平行して同じ高さに歩道があるとは思っていなかったので感激です。


  7JUN7.jpg  新緑が眩しい夢のような風景にうっとり


奥入瀬渓流にはそれぞれの流れに名前がつけられています。
遊歩道は渓流を右岸、左岸に何度か渡るようになっていて、車道も並行しているので、ドライブがてら好きなスポットで降りたり、サイクリングをしたりと自由に満喫できます。


  7JUN13.jpg  日差しの陰影も美しさを引き出します



そしてここが奥入瀬渓流一の観光スポット、阿修羅の流れ
おそらく震災前にはここで大勢が写真を撮るのでしょう。
今回はどこにいっても独り占め状態です。


  7JUN8.jpg  カレンダーやガイドブックで有名♪


また渓流にはたくさんの滝があり、そのすべてに名前がついています。
中にはちょっと強引なネーミングもありますが(^_^;
そのいくつかをご紹介します。


  7JUN9.jpg  雲井の滝     7JUN10.jpg  白絹の滝


  7JUN11.jpg  玉簾の滝    7JUN12.jpg  九段の滝


滝は渓流沿いではなく、車道沿いにあることもあるので、マップを見ながら遊歩道と車道を行ったり来たり。
すべてを制覇するにはかなりの持久力と脚力が求めれらます。


  7JUN14.jpg  携帯で撮ったヴァージョンは待受けに^^


おっとここで釣り人発見!
何が釣れるのかな?


  7JUN15.jpg  見えづらいけど人がいます


ここが一番大きな銚子大滝
幅約15m、落差7mの奥入瀬渓流の本流では唯一の滝です。
その水量に圧倒されます。

ここまでくれば、あとちょっと・・・


  7JUN16.jpg  一瞬で汗が引きます


約14kmの道のりを歩き切り、ようやく子の口に到着したのは2時過ぎ。
十和田湖を目にした時は、誰もいない所でガッツポーズをしました。


  7JUN17.jpg  着いたどぉー!!


が、意外なほど寂れた湖畔。
食堂が数軒あるだけ(-_-メ)
あまりにイメージの違いに戸惑いながら人のいない食堂で遅い昼食をとり、そのままバスでホテルに戻りました。

チェックインしようとすると係りの方から、テレビロケがあるので待ってほしいとお願いされました。
元プロボクサーの男優さんが奥様と旅番組の撮影があるそうで、間もなくチェックインのシーンを撮影するとか。

もしかしたら、映ってしまうかもしれないけどいいでしょうか?
と聞かれましたが、帽子を深く被っている姿が一瞬映ったところで問題ないので快諾。
ただその後、俳優さんが到着するまでけっこう待たされたのには、う~ん・・・・
私のチェックインなんてすぐに終わるのだから、さっさと先にやってくれても。
っていうか、おそらくその係の方がロケ風景を見たかったみたいです┐(´―`)┌

というわけで、ようやく部屋へ。


  7JUN18.jpg  新緑の遊歩道と渓流沿いの4001号室


そして、ホテルの名物である滝の露天風呂へ出かけました。
無料送迎バスで5分ほど。
参加者は2つのファミリーと年配の女性二人組みです。
混浴なので湯あみ着が用意されています。

混浴、湯あみ着デビュー!

想像以上に着心地悪し_| ̄|○
生地が厚く、お湯に浸かった後に立ち上がるとメッチャ重いです。
浸かっても、湯あみ着のあちこちから空気が入り、コブのように膨らみます。
ご婦人二人連れと大笑い。
以後、食事のたびにレストランでお会いするので、仲良くお喋りする仲になりました。

こんなの着るくらいなら男性がいても裸で入りたい

に同感です。
で、2つのファミリーはというと家族風呂の感覚でやりたい放題。
子供が潜水するのを自慢するバカ親たちでした(;^_^A

これなら夜遅くても女性時間に来てのんびりすればよかった・・・

お昼はラーメンだけだったので、かなりの空腹。
夕食のバイキングですから、力が入りますψ(*`―´)ψ ウケケ。
名物のシェフのサラダ、その場で焼いてくれるステーキの肉の柔らかいこと。

大満足の夕食でした。
夜はやることがないので、部屋に備え付けられていたゲームをしてみると、これが難しくて難しくて。
指定の文字を積み木で作るThe-tというものですが、すっかりはまってしまいました。

全部は制覇できなかったので、続きは 明日の夜に持越し です。

明日は断念した十和田湖をじっくり観光しよう!




テーマ:一人旅 - ジャンル:旅行

【2011/06/07 20:50】 | 新緑三昧青森の旅2011 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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